Marriott Bonvoyの会員資格

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Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを利用してたまったポイントをマイル、またはホテル宿泊に利用する陸マイラー初心者のnamikoです。

私はMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを使っていますがマリオットボンヴォイアメックスカードには

・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

の２種類のカードがあります。
簡単に違いを言うと

・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
年会費23,100円（税込）
入会でMarriott Bonvoy「シルバーエリート」会員資格獲得

・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費49,500円（税込）
入会と同時にMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格獲得

という違いがあります。では「シルバーエリート」「ゴールドエリート」って何が違うのか。Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードとMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのどちらがいいのか見ていきたいと思います。

Marriott Bonvoyの会員種別

会員は6つの種別に分かれています。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードに入会と同時に付与されているのは下から2番目のシルバーエリート会員資格。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに入会と同時に付与されているのが下から３番目のゴールドエリート会員資格ということになります。

下から2番目、3番目といっても例えばゴールドエリート会員だと空室の状況にもよりますが「午後2時までのレイトチェックアウト」ができることもあります。

会員

【条件】
まずは会員です。こちらはマリオットのホームページから入会登録したら会員になれます。
年間0～9泊の人がこの会員にあたります。

【特典】
・Marriott Bonvoy会員限定の特別割引料金を利用可能

あとはとくに特筆すべき特典はありませんが会員になってポイントを貯めることができるようになります。

シルバーエリート

【条件】
年間10泊

【特典】
・Marriott Bonvoy会員限定の特別割引料金を利用可能
・滞在で10%のボーナスポイントを獲得：客室料金および客室付けにできるスパやレストランなどの利用料金をはじめ、対象となる利用金額全額に対して、ボーナスポイントを獲得
・優先レイトチェックアウト

ゴールドエリート

【条件】
年間25泊

【特典】
・ポイントを25%多く獲得：客室料金および客室付けにできるスパやレストランなどの利用料金をはじめ、対象となる利用金額全額に対して、ポイントを25%多く獲得
・優先レイトチェックアウト：午後2時までのレイトチェックアウトを利用できる (空室状況により利用できない場合があり)
・エンハンスドルームへのアップグレード：空室状況により希望に添えない場合もある
・ポイントのウェルカムギフト：ホテル到着時に、250ポイントまたは500ポイント (ブランドによって異なる) のギフト

プラチナエリート

【条件】
年間50泊

【特典】
・ボーナスでポイント50%アップ：客室料金および客室付けにできるスパやレストランなどの利用料金をはじめ、対象となる利用金額全額に対して、ポイントを50%多く獲得
・一部スイートを含むエンハンスドルームへのアップグレード：空室状況により希望に添えない場合もある
・選択できるウェルカムギフト：到着時に、ポイント、朝食、アメニティから選択できる。選択肢はブランドにより異なる
・ラウンジアクセス：ラウンジがあるホテルブランドでは、ラウンジへのフルアクセスと、無料の朝食を楽しめる(参加ブランドによる)
・午後4時までのレイトチェックアウト:午後4時までのレイトチェックアウト保証。リゾートおよびコンベンションホテルでは、空室状況により、利用できない場合もある

チタンエリート

【条件】
年間75泊

【特典】
・ボーナスでポイント75%アップ：客室料金および客室付けにできるスパやレストランなどの利用料金をはじめ、対象となる利用金額全額に対して、ポイントを75%多く獲得
・一部スイートを含むエンハンスドルームへのアップグレード：空室状況により希望に添えない場合もある
・選択できるウェルカムギフト：到着時に、ポイント、朝食、アメニティから選択できる。選択肢はブランドにより異なる
・ラウンジアクセス：ラウンジがあるホテルブランドでは、ラウンジへのフルアクセスと、無料の朝食を楽しめる(参加ブランドによる)
・午後4時までのレイトチェックアウト:午後4時までのレイトチェックアウト保証。リゾートおよびコンベンションホテルでは、空室状況により、利用できない場合もある
・無料のユナイテッドマイレージプラス プレミアシルバー会員資格：ユナイテッドマイレージプラスプレミアシルバー会員資格を無料で取得

アンバサダーエリート

【条件】
年間100泊以上+ 対象となるご利用金額年間23,000米ドル以上

【特典】
・Your24™：チェックインとチェックアウトは24時間いつでも可能、時刻を自由に選択できる
・アンバサダーサービス：エニタイムアンバサダーチームに加えて、専任のパーソナルアンバサダーがサポート
・ボーナスでポイント75%アップ：客室料金および客室付けにできるスパやレストランなどの利用料金をはじめ、対象となる利用金額全額に対して、ポイントを75%多く獲得
・一部スイートを含むエンハンスドルームへのアップグレード：空室状況により希望に添えない場合もある
・選択できるウェルカムギフト：到着時に、ポイント、朝食、アメニティから選択できる。選択肢はブランドにより異なる
・ラウンジアクセス：ラウンジがあるホテルブランドでは、ラウンジへのフルアクセスと、無料の朝食を楽しめる(参加ブランドによる)
・午後4時までのレイトチェックアウト:午後4時までのレイトチェックアウト保証。リゾートおよびコンベンションホテルでは、空室状況により、利用できない場合もある
・無料のユナイテッドマイレージプラス プレミアシルバー会員資格：ユナイテッドマイレージプラスプレミアシルバー会員資格を無料で取得

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードとMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードとMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。結局、持つならどちらのカードの方がいいのでしょう？？

まず、年会費は26,400円も違います。
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード：年会費23,100円（税込）
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード：年会費49,500円（税込）

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
・入会でMarriott Bonvoy「シルバーエリート」会員資格獲得
・プログラム期間中にMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードを合計150万円以上利用し、翌年度以降も同カードを継続すると、無料宿泊特典1泊1室分（交換レート35,000ポイントまで）をプレゼント
・Marriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格を、年間合計100万円以上のカード利用で取得

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
・入会と同時にMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格獲得
・プログラム期間中にMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを合計150万円以上利用し、翌年度以降も同カードを継続すると、無料宿泊特典1泊1室分（交換レート50,000ポイントまで）をプレゼント
・Marriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格を、年間合計400万円以上のカード利用で取得

無料宿泊特典1泊1室分とは

年間合計150万円以上利用し、翌年度以降も同カードを継続すると、無料宿泊特典1泊1室分がもらえますがそれぞれのポイントでどんなホテルに泊まれるのでしょうか。

たとえば、2024年7月11日(木)－12日(金)　

・モクシー東京錦糸町31,000ポイント
・コートヤード・マリオット銀座東武ホテル35,000ポイント
・メズム東京、オートグラフ コレクション46,000ポイント
・アロフト東京銀座48,000ポイント
・ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション44,000ポイント
・横浜ベイシェラトンホテル＆タワーズ42,000ポイント

上記のようなホテルに泊まれます。Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードの無料宿泊特典1泊1室分35,000ポイントまでだと泊まれるホテルがけっこう限られています。ですが、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの交換レート50,000ポイントまでだと選択肢がずいぶん増えます。それでもポイントが足りずに泊まれないホテルもたくさんありますが、泊まりたいホテルがある場合1,000ポイントあたり12.50米ドルでポイントを購入して宿泊にあてることもできます。

無料宿泊特典1泊1室分をもらうには年間150万円以上のクレジット決済が必要ですが
150万÷12=125,000円ですから月に13万円ほどクレジット決済を利用していたらもらえます。
電気、ガス、スマホ代、日常のスーパーでの買い物、交通費、レジャー費など。とにかくクレジット払いができるものは全部クレジット払いにしておくと年間150万円の壁はそんなに高くないかなと思います。

でも、年間150万円もクレジットカードを使いませんという方にとっては高い年会費を払ってマリオットのカードを持つメリットがあまりないのでMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードを持つことはあまり選択肢としてないのかなと思います。

年間合計400万円以上カード利用する？

年間150万円以上の決済をして無料宿泊特典1泊1室分をもらえたとします。

次の壁は年間400万円以上のカード利用です。

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは入会と同時に「ゴールドエリート」会員資格がありますが年間合計400万円以上のカード利用で「プラチナエリート」会員資格を取得できます。

ゴールドエリートとプラチナエリートの違いは
↓
プラチナエリートになると

・一部スイートを含むエンハンスドルームへのアップグレード
・ラウンジアクセス
・午後4時までのレイトチェックアウト

が空室状況によりますが可能になります。

状況にもよりますがスイートへのアップグレードが可能ということ。ホテルにもよりますがラウンジを使用できるということは魅力ですよね。プラチナエリートを目指したい！でも年間400万円以上も利用するかなと思いますよね。

あと少しで400万円という方は税金の支払いなどもクレジットカード決済にすると達成できるかもしれません。ただ、税金の支払いの場合クレジット決済手数料がかかりますのでご注意ください。

納付税額	決済手数料（税込）
1円~10,000円	83円
10,001円~20,000円	167円
20,001円~30,000円	250円
30,001円~40,000円	334円
40,001円~50,000円	418円
以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます。

クレジット決済手数料は払いたくないですよね。

国税の支払いですとスマホアプリ納付を利用することもできます。

詳しくはこちらの記事をごらんください。
↓
税金の支払いはクレジットカード？スマホアプリ？

納付しようとする金額が30万円以下の場合に利用することができるという条件がありますが決済手数料は発生しませんのでスマホアプリ納付のできる税金はスマホアプリ納付を利用したほうがお得だと思います。

ただ、注意点もあります。

・クレジットカード納付もスマホアプリ納付も領収書は発行されませんので必要な方は金融機関で納付してください。

他にも注意点がありますので支払い画面の注意をよくお読みになって決済してください。

できる限りクレジット払いにして年間400万円以上利用してプラチナエリートになりたい！と思いますよね。でも、年間利用額に加算はされるけどポイント加算対象外のものもありますのでご注意ください。
主なものはNHK、モバイルSuicaのような電子マネーの支払いなどです。

また、以下のように通常よりポイント率が低いものもあります。
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは200円＝2ポイント
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは200円＝3ポイント
通常よりポイント率が低い主なものは電気、水道、ガス、税金、公金、Amazon Payなどの決済手段です。また、国税は300万円を超える利用はポイント加算対象外です。
(コンビニやスーパーなどの日常利用は100円につき3ポイントです)

400万円÷12か月=33万円ほどですから誰でも達成できる金額ではないと思います。あれこれとクレジットカード決済にしても達成できないかもしれません。その場合、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは年会費も約5万円で高いですし、プラチナエリートになれず特典も受けられないのでこのカードをもつメリットはあまりないかもしれません。他のカードも検討されるほうがいいと思います。

まとめ

• 年会費23,100円のMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは入会と同時にシルバーエリート
• 年間100万円以上の利用でゴールドエリートになれる
• 150万円以上の利用でもらえる無料宿泊特典1泊1室分は交換レート35,000ポイントまで

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

• 年会費49,500円のMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは入会と同時にゴールドエリート
• 年間400万円以上の利用でプラチナエリートになれる
• 150万円以上の利用でもらえる無料宿泊特典1泊1室分は交換レート50,000ポイントまで

そしてプラチナエリートになると

• ホテルラウンジを利用できるかも
• スイートを含む客室アップグレードをしてもらえるかも
• 午後４時までのレイトチェックアウトが可能かも

と客室の状況によりますが魅力的な特典があります。

年間400万円以上利用してプラチナエリートになれる方はいいですが、年間150万円利用しない方はメリットがあまりないし年会費も高いのでお得感がないと思います。

年間150万円は決済するけど400万円は決済しない。旅行は好きじゃない。という方も無料宿泊券一泊分はもらえるけどそこまでこのカードに魅力はないかなと思います。
マリオット系列のホテルに泊まったり、いろんな航空会社と提携していてマイル交換が便利というのがこのカードのメリットかなと思うので、カードの特典を活かす場面が少ないように思います。

旅行が好きで年間400万円以上決済する方にとっては好きな航空会社のマイルに交換できるし、プラチナエリートになってマリオット系列のホテルで特典も使えるので、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードはお勧めだと思います。

クレジットカード選びの選択肢のひとつにいれられたらいいかなと思います。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。