おすすめ！台湾十分・九份バスツアー

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台湾旅行で行きたい場所のひとつが十分と九份でした。絶対に行きたかったので「台湾十分・九份バスツアー」に申し込んだのですがとてもよかったです。

どのオプションツアーを申し込むか

まず、台湾旅行のオプションで十分、九份方面に行くツアーは種類がたくさんあります。
ツアーの時間だけでも午前出発のツアー、午後出発のツアー、丸一日のツアー。
行き先も「ランタン上げのできる十分だけ」「ジブリの千と千尋の神隠しのモデルと言われている九份だけ」をめぐるツアーもありますし、中国語対応、英語対応、日本語対応可能などいろいろとあるのでどのツアーに申し込もうか迷います。

また、ツアーではなく電車や路線バスを乗り継いでいくこともできるみたいです。ただ、電車で行っていないから詳しくはわからないですが、電車の本数が少なかったり、路線バスも乗ったりとすこし不便みたいです。

自分で行くとなると、乗り継ぎがうまくできなかったり路線バスが満員でぎゅうぎゅうだったらいやだなと思ったので私はオプションツアーを申し込むことにしました。
そこでまた迷いました。

まず、行き先は十分だけ。九份だけ。ではなく両方いけるものを選びました。

九份は阿妹茶樓（アーメイチャーロウ）というお茶屋さんが有名でジブリの千と千尋の神隠しのモデルといわれています。九份のまちはお昼の明るい時間もいいけれど夕暮れ時からライトアップされている時間にかけてがとても素敵ということです。せっかくなので夕暮れ時から夜にかけての時間に九份を訪れるツアーを選択しました。
ただ、その時間は人気らしくすごく混むということと九份のお店は結構早く(19時くらい？)しまってしまうお店もあるということでその点は不安ではありましたがライトアップされた九份のまちを見てみたかったのでその時間に九份を訪れるツアーにしようと思いました。

そうすると、十分のほうのランタンは明るい時間でのランタン上げになってしまうのでロマンチックな雰囲気を味わえなくて今一つなんじゃないかとも思ったのですが、ランタンは明るい時間の方がよく見えるしいいかもしれないなと思い、先に十分にいってから夕暮れ時から九份にいくツアーにしました。

また、英語の全くできない娘も一緒ですし、観光の案内も聞きたかったので日本語対応のツアーにしようと思いました。

結局、オプションツアーはいろいろな旅行会社がだしているのですが、私はkkdayのアプリで申し込むことにしました。

kkdayを選んだ理由は日本の大手旅行会社のオプションツアーで申し込むよりも少し安く申し込めたのと、日本語ガイドを選べたからです。バスツアーの集合場所も2か所から選べて、そのうちのひとつが私たちの泊まっているホテルの近くだったというのもプラスポイントでした。

バスツアー

集合場所で待っているとバスが来ました。2つある集合場所の2つ目の集合場所だったようでそんなに大きくないバスということもあり、空いている座席がもうわずかしかありませんでした。その日のツアーは満席になるらしく空いている席に座ってくださいと促され、1人席が3つ縦に並んで空いていたのでそこに3人で座りました。
少し遅れてきた2人組はもう並んで座れるところがなくてバスの前と1番後ろの席に分かれて座ることになっていました。参加者は20名ほどでバスは満席でした。

満席で縦並びの席ではあったもののガイドさんは日本語の上手な台湾のガイドさんで車内でいろいろ説明してくれてとても楽しく過ごすことができました。台北の街のこと、歴史、観光中に気を付けることなどいろいろ聞くことができました。

どこのどのオプションツアーを申し込もうかといろいろ迷いましたが私は十分、九份両方いけて日本語対応可のこのツアーにして正解でした。とても満足のいくバスツアーでした。もし、十分、九份どちらにしようか迷っている方がいらっしゃったら、両方行くことをお勧めします。どちらも楽しかったですよ。そして、十分、九份にはたくさんのバスツアーのバスが来ていたのでやはり、バスツアーが便利なのかなと思いました。

十分の滝

まず、十分に到着したらガイドさんの案内で滝を見に行きました。滝に行くまでにつり橋を渡ります。少し揺れますがそんなに長くないし怖くはないです。高いところが苦手な私も平気でした。

滝に行くまでにそんなに多くはないですがお店が何軒かあります。

でも、ガイドさんに教えてもらったのですが、「ランタン上げができる場所の方がたくさんお店があります。どうしてもおなかがすいていて今すぐ食べたいというわけじゃないならランタン上げの近くで買う方がおすすめ」とのことでした。

さて、滝はどうだったかというと。
最近、雨が降っていないから水量が少なめとガイドさんは言っていましたがたくさん観光客がいて、滝もきれいだと思いました。
しかし「台湾のナイアガラ」と言われているようですが、たしかに雨が降っていないためか水量が少なく勢いはあまりありませんでした。雨が降った後の方が滝の勢いがあって迫力があるのかなと思うとそういう十分の滝も見てみたいと思いました。

ランタン

そのあと、十分老街でランタン上げです。わたしはこれを1番楽しみにしていました。このランタン上げはバスツアーの料金に含まれていません。なのでランタン上げの料金は自費になります。
お店を自分で探さないといけないなと思っていたのですが同じバスツアーのひとはみんなガイドさんおすすめのランタン屋さんでランタン上げをしていました。ここが広いし写真もたくさん撮ってくれていいということで私もそこでランタン上げをすることにしました。

さて、お楽しみのランタンです。やはり、十分に来たらぜひしたいですよね。
ランタンは願いによって色が違います。ランタンは四面あるのですが、1色だけ選んでもいいし(全面赤とか)、4色、8色から選ぶこともできます。

1色、4色、8色で値段が違います。私たちは4色にしました。見た目も4色がかわいいです。ちなみに4色は200元でした。1元が4.87 円(2024年3月)くらいだったので1,000円しないくらいです。

色によって願いが違って、赤が健康、黄色が金運、青が仕事、紫が勉強、オレンジが愛情、白が運気アップ、緑が開運、桃色(濃いピンク)がモテモテ、ピンクが幸福。というようなことを書いたボードをみせてくれます。

そして、4色なら4色の願いたい色を選ぶのですが、自分の願いたい4色を好きに組み合わせられるわけではなく、何種類かある4色のランタンから好きな組み合わせのものを選ぶという形です。

ほかの人が次々に選んでいくなか、白と、緑とピンクの願いの違いが分かりにくいし、どの組み合わせにしようか悩みました。

とにかく健康運は入っていてほしいなと思い、選んだランタンがこの4色でした。

↓

健康の赤、勉強の紫、金運の黄色、運気アップの白。

選んだら筆でランタンに願いを一面ずつ書いていきます。

健康の赤い面には「家族が健康でありますように」。運気アップの白い面には「クラス替えでいいクラスになれますように」などなど。それぞれ願いを書いていきました。

ランタン上げのできる十分老街は線路を挟むようにお店が連なっています。書き終わったらお店のスタッフさんと一緒にランタンをもって電車が来ないタイミングで線路の上へ移動します。
お店の人はいつ電車が来るかわかっていますしそんなに本数も多くないです。

そして、いよいよランタン上げです。
なんですが、すぐにランタンを上げるわけではなくて、ランタン上げの前に線路の上でランタンと一緒に写真撮影をしてくれます。しかもスタッフさんがこちらのスマホで撮ってくれます。とにかく、たくさんのポーズをとってくれます。
スタッフさんは撮り慣れていてとても写真が上手です！そしていい写真がとれるようにポーズをいろいろとアドバイスしてくれます。
例えばランタンが金運の面と撮るときは親指と人差し指で〇をつくってお金のポーズとか、健康運の面はガッツポーズとかいろいろ指示をだしてくれます。各面２ポーズずつ、合計８ポーズ、こちらのスマホで撮影してくれます。
ちなみにランタンをあげた瞬間は動画でも撮影してくれました。写真代を請求されることもなく、200元でランタンをあげれてとても素敵な写真も撮ってもらえて大満足です。

自分たちの願いが書かれたランタンが空にのぼっていくのも素敵でした。十分に行かれたらぜひランタン上げをしてみてくださいね。

九份

このバスツアーでは次は九份へ移動です。十分から九份へはバスで50分ほどです。そんなに遠くないのですが、山道なので車に弱い人は酔い止めを飲んでおくか、何か対策をされておいた方が安心だと思います。娘は二人ともこの山道がきつかったみたいです。

バスを降りて駐車場から少し歩くと、千と千尋の神隠しのモデルと言われている「阿妹茶樓 」へ続く道のふもとです。そこから細くて長い階段が続いています。私たちはその階段を夕暮れ時にのぼっていたのですが上から降りてくる人と、私たちのように下から登る人ですごく混雑していました。
しばらく登ると左手に「阿妹茶樓 」があります。同じバスツアーの人はそこでお茶をしたかったみたいですが、入れなかったみたいです。バスの集合時間に間に合わなくなってしまうくらいたくさん人が並んでいたようです。どうしても行きたい方は予約していったほうがよさそうでした。

さて、さらにのぼっていくとお店がたくさん並んでいます。階段をある程度のぼって右に少し行くと九份の街並みを見下ろせる場所があります。

階段をのぼったところを右ではなく左に進むと両サイドにお店(屋台)の並んだ細い道が続いています。

フルーツ飴、からあげ、ウインナー、アイス、臭豆腐などいろいろなお店があります。けっこう長い道で、いろいろと買っていたらあまり時間が無くなったのでその道の最後まではいけなかったです。なので、どこまで続いていたのかはわかりません。行きに登ってくるときの細い階段がとても混んでいたので帰りも混んでいたら集合時間に間に合わないと思い少し早めに戻ることにしたのです。

ところが、帰りの階段は全然混んでいませんでした。もう少しゆっくりお店を見てもよかったかもしれません。ですが、九份のノスタルジックな街並みと屋台の楽しさにとても満足できました。

台湾に行かれたら「台湾十分・九份バスツアー」はぜひおすすめだと思いました。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。