台湾十分・九分バスツアーに申し込んだのですがとてもよかったです。
「ランタン上げのできる十分だけ」「ジブリの千と千尋の神隠しのモデルと言われている九分だけ」をめぐるバスツアーもあるのですが、私は両方いけるツアーにして正解でした。とても満足のいくバスツアーでした。もし、迷っている方がいらっしゃったら、両方行くことをお勧めします。あと、バスツアーで行くこともおすすめです。電車で行っていないから詳しくはわからないですが、電車の本数が少なかったり、路線バスも乗ったりとすこし不便みたいです。そして、十分や九分にはたくさんのバスツアーのバスが来ていたのでそれだけ、やはりバスツアーが便利なのかなと思いました。
さて、わたしはこのツアーをkkdayのアプリで申し込みました。
日本の大手旅行会社のオプションツアーで申し込むよりも少し安く申し込めたのと、日本語ガイドを選べたからです。バスツアーの集合場所は2か所から選べました。私たちはホテルの近くの集合場所から乗車することにしました。参加者は20名ほどでバスは満席でした。日本語のしゃべれるガイドさんを希望したので日本語の上手な台湾のガイドさんが車内でいろいろ説明してくれました。台北の街のこと、歴史、観光中に気を付けることなどいろいろ聞けてよかったです。
十分の滝
まず、十分に到着したらガイドさんの案内で滝を見に行きました。滝に行くまでにつり橋を渡ります。少し揺れますがそんなに長くないし怖くはないです。大丈夫。
滝に行くまでにそんなに多くはないですがお店が何軒かあります。でも、ランタン上げができる場所の方がたくさんお店があります。どうしてもおなかがすいていて今すぐ食べたいというわけじゃないならランタン上げの近くで買う方がおすすめとガイドさんに教えてもらいました。なので、ここでは何も買いませんでした。
さて、滝はどうだったかというと。最近、雨が降っていないから水量が少なめとガイドさんが言っていましたがたくさん観光客がいて、滝もきれいでした。しかし「台湾のナイアガラ」と言われているようですが、雨が降っていないためか水量が少なく勢いはあまりありませんでした。
ランタン
そのあと、十分老街でランタン上げです。わたしはこれを楽しみにしていました。このランタン上げはバスツアーの料金に含まれていません。なので自費ですが同じバスツアーのひとはみんなガイドさんおすすめのランタン屋さんでランタン上げをしていました。
やはり、十分に来たらぜひしたいですよね。ランタンは願いによって色が違います。ランタンは四面あるのですが、1色だけ選んでもいいし(全面赤とか)、4色、8色から選べました。
1色、4色、8色で値段が違います。私たちは4色にしました。見た目も4色がかわいいです♡ちなみに4色は200元でした。
色によって願いが違って、赤が健康、黄色が金運、青が仕事、紫が勉強、オレンジが愛情、白が運気アップ、緑が開運、桃色(濃いピンク)がモテモテ、ピンクが幸福。というようなことを書いたボードをみせてくれます。
そして、4色なら4色の願いたい色を選ぶのですが、自分の願いたい4色を好きに組み合わせられるわけではなく、何種類かある4色のランタンから好きな組み合わせのものを選ぶという形です。
ほかの人が次々に選んでいくなか、白と、緑とピンクの願いの違いが分かりにくいし、どの組み合わせにしようか悩みました💦
とにかく健康運は入っていてほしいなと思い、選んだランタンがこの4色でした。
↓
健康の赤、勉強の紫、金運の黄色、運気アップの白。
選んだら筆でランタンに願いを一面ずつ書いていきます。
「家族が健康でありますように」「クラス替えでいいクラスになれますように」などなど。それぞれ願いを書いていきました。
ランタン上げのできる十分老街は線路を挟むようにお店が連なっています。書き終わったらお店のスタッフさんと一緒にランタンをもって電車が来ないタイミングで線路の上へ移動します。
そして、いよいよランタン上げです。ランタン上げの前に線路の上でランタンと一緒に写真撮影をします。これはスタッフさんがこちらのスマホで撮ってくれます。とにかく、スタッフさんがとても写真が上手なんです！そしていい写真がとれるようにポーズをアドバイスしてくれます。例えば金運の面は親指と人差し指で〇をつくってお金のポーズとか、健康運の面はガッツポーズとかいろいろ指示をだしてくれます。各面２ポーズずつ、合計８ポーズ、こちらのスマホで撮影してくれます。ちなみにランタンをあげた瞬間は動画で撮影してくれました。写真代を請求されることもなく、200元でランタンをあげれてとても素敵な写真も撮ってもらえて大満足です。自分たちの願いが書かれたランタンが空にのぼっていくのも素敵でした。十分に行かれたらぜひランタン上げをしてみてくださいね。
九分
このバスツアーでは次は九分へ移動です。十分から九分へはバスで50分ほどです。そんなに遠くないのですが、山道なので車に弱い人は酔い止めを飲んでおくか、何か対策をされておいた方が安心だと思います。娘は二人ともこの山道がきつかったみたいです。
バスを降りて駐車場から少し歩くと、千と千尋の神隠しのモデルと言われている「阿妹茶樓 」へ続く道のふもとです。そこから細くて長い階段が続いています。私たちはその階段を夕暮れ時にのぼっていたのですが上から降りてくる人と、わたしたちのように下から上る人ですごく混雑していました💦しばらく上ると左手に「阿妹茶樓 」があります。同じバスツアーの人はそこでお茶をしたかったけれど入らなかったみたいです。集合時間に間に合わなくなってしまうくらいたくさん人が並んでいたようです。どうしても行きたい方は予約していったほうがよさそうでした。
さて、さらにのぼっていくとお店がたくさん並んでいます。階段をある程度のぼって右に少し行くと九分の街並みを見下ろせる場所があります。
階段をのぼったところを右ではなく左に進むと両サイドにお店(屋台)の並んだ細い道が続いています。フルーツ飴、からあげ、ウインナー、アイス、臭豆腐などいろいろなお店があります。けっこう長い道で、いろいろと買っていたらあまり時間が無くなったのでその道の最後まではいけなかったです。行きの細い階段がとても混んでいたので帰りも混んでいたら集合時間に間に合わないと思い少し早めに戻ることにしたのです。
ところが、帰りの階段は全然混んでいませんでした。もう少しゆっくりお店を見てもよかったかもしれません。ですが、九分のノスタルジックな街並みと屋台の楽しさにとても満足できました。
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